人生やり直したい40代女性のあなた!この資格を取りなさい!
まいど~!【現役】魚屋&FP社労士ちえぶくろです!!
今回のテーマは
- 40代女性が本気で人生やり直したいなら「4つのマインド」と「おすすめ資格」を持て!
です。
スキルも経験もなく不安しかない40代女性が人生をやり直すのは簡単ではありません。
「すごい資格で人生変えたい…!」と思っても、その資格すら限られています。
しかし当ブログのおすすめ資格FPと社労士なら可能です。
特に
- FPは【お金の知識を得たい】40代が今後のために取るべきコスパ最強の資格
- 社労士は【独立開業して人生やり直したい】40代が今後のために取るべきコスパ最強の資格
です。
実際に47才からFP1級と社労士を一発合格して人生やり直し中の私が、他サイトにはない持つべきマインド部分を含めて、日本一詳しく資格で人生を変える方法を書きましたのでご覧ください。
- 資格で40代女性が人生やり直しできる?
- こんな40代女性は、資格で人生やり直せない!
- こんな40代女性なら、人生やり直せる!
- 人生やり直したい40代女性にオススメしない資格
- 人生やり直したい40代女性にオススメの資格は【FP】と【社労士】
- 人生やり直したい40代女性にオススメする【FPと社労士以外の資格】
- 人生やり直したい40代女性でも資格取得に失敗しない方法
- まとめ【本気で人生やり直したい40代女性のあなたへ】4つのマインドとFP・社労士の資格を取って人生変えてみろ!
資格で40代女性が人生やり直しできる?
この記事をクリックしたあなたは、
若い頃にもっと勉強すれば良かった…スキルも経験もないアラフォー女でも人生やり直せる資格なんてあるの?
とか
せっかく苦労して資格を取っても人生が変わらなかったらどうしよう…今さら資格なんて取っても遅いんじゃないの?
とかお悩みのはずです。
確かに40代という年齢のハンデは重く、人生をやり直せる資格は数が限られていると私も思います。
だからこそ人生をやり直したい40代の女性に、数多くある資格の中から【FP】と【社労士】しか当ブログはオススメするつもりはありません。
40代の女性ともなれば現実社会が甘くないのは身に染みておわかりかと思いますが、「人生をやり直したい…!」と思っても就職・転職すら難しく、そうやすやすとは人生変われません。
それでもFPと社労士の資格があれば、人生をやり直せる可能性があります。
FPはお金の知識を得るのに、社労士は独立して収入を得るのに、それぞれ最適だからです。
今回の記事を読めば、FPと社労士の資格と持つべきマインドによって人生をやり直し、本来あるべきあなたの姿がイメージできるかと思います。
この記事を書いた人
40代後半の人生をやり直したかった魚屋の料理人(私、ちえぶくろ)が、コロナ禍をきっかけに一念発起。
月平均27h残業に負けず1年9カ月の学習期間でCFP®6課目同時、FP(ファイナンシャルプランナー)1級、社労士(社会保険労務士)と難関資格をすべて一発合格しました。
ただの一般人である私が難関試験を突破した方法や資格の活かし方を当ブログにてご紹介しています。
詳しいプロフィールはこちら
こんな40代女性は、資格で人生やり直せない!
40代女性に限った話ではありませんが、以下のようなマインド(心構え)では弁護士だろうが医者だろうが、どんな資格を持っても人生やり直せません。
- すごい資格を取れば就職や転職が簡単になって人生やり直せる
- なにかすごい裏技があって、ラクに人生やり直せる
- 私がこんなにも不遇なのは、日本や世の中が悪いからだ
1つひとつ解説していきます。
資格を持っているだけでは人生やり直せない!
すごい資格を取れば就職や転職が簡単になって人生やり直せる
こう思っている人は考えを改めないといけません。
なぜなら情報社会の現代は、資格を持っているだけでは顧客に選ばれない時代だからです。
例えば弁護士の平均年収は、2010年では1,271万円だったのに対し、2019年では729万円となり、この10年間で542万円も減少しています。
資格の中でも最高難度の弁護士でさえ10年間で4割も年収が減少しているのですから、資格を持っているだけでは人生をやり直すことは不可能です。
男女に限らず、40代以上で未経験者の転職は厳しい!
また、資格を取ればある程度の企業に就職したり、転職したりできると考えがちですが、実務経験やスキルのない40代が畑違いの職種に就職や転職するのは、はっきり言って難しいです。
なぜなら企業は人手不足で余裕がなく、即戦力または若くて育てがいのある人を欲しがっているからです。
そして子育てや介護などでブランクがある女性なら、なおさら難しいのは何となく想像できるかと思います。
さらに40代女性が運よく希望する職種に就職・転職できたとしても、入ってみたらブラックだった!という話は数多くあります。
特に社労士事務所は当たり外れが大きく、転職してみたもののブラックすぎて直ぐに辞めてしまった例はX(旧ツイッター)でよく見られますし、私の同期合格者でも残念ながらいます。
「すごい資格を取れば就職や転職が簡単になって人生変えられる」というのは他サイトでもよく紹介されますが、実務経験やスキルのない40代女性に現実社会は甘くなく、就職・転職時は苦労することを覚悟しておきましょう。
人生をやり直すには、それなりの犠牲が必要!
なにかすごい裏技があって、ラクに人生やり直せる
と思っている人も考えを改めてください。
ラクに資格を取ることはもちろん、ラクに人生をやり直せる裏技なんて存在しません。
人生をやり直すには
- 努力
- やる気
- 少しのお金
の3つが必要です。
同じく資格を取るにも努力とやる気と少しのお金が必要になり、資格の難易度が上がれば上がるほど、多くの犠牲を払う必要が出てきます。
なので難関資格を取るつもりなら、それなりの犠牲が必要になると覚悟しましょう。
また、資格を取った後も家族の理解が必要になります。
例えば資格を取る前は毎食ごとに手の込んだ料理を作っていたのに、仕事が忙しくなり、なかなか夕食を作れないとなったら夫が拗ねた…なんてならないように、今から夫を調教しておきましょう(笑)
話が脱線しましたが、人生をやり直すには
- 努力
- やる気
- 少しのお金
の3つが必要です
今の生活に使っていた分のこれら3つの犠牲なくして人生をやり直すことは不可能です。
他人のせいにはするな!すべての原因は自分の行動次第と自覚せよ!
私がこんなにも不遇なのは、日本や世の中が悪いからだ
と思っている人も考えを改めてください。
このような他責思考は無意味です。
なぜなら他人は変えられないからです。
しかし他人は変えられないけれど、自分を変えることは幾らでもできますし、やり始めるのに遅すぎるということは絶対にありません。
もし、あなたが不遇な境遇にいるとしたら、それは他人のせいではなく自分が行動しなかったせいと考えましょう。
このマインドは人生をやり直すとき、特に必要になるマインドです。
大事なのでもう一度言います。
他人は変えられないけど自分の行動は変えられます。
自分が行動することによって結果は変わります。
行動するのに遅すぎる、ということは決してありません。
ぜひ今日から他人のせいにするのは止めて、自分の行動によって自分の人生を取り戻しましょう!
以上この章では持っていたら人生をやり直せないマインド3つをご説明しました。
- すごい資格を取れば就職や転職が簡単になって人生やり直せる
- なにかすごい裏技があって、ラクに人生やり直せる
- 私がこんなにも不遇なのは、日本や世の中が悪いからだ
こんな40代女性なら、人生やり直せる!
次も40代女性に限った話ではないですが、以下の4つマインドを持っているなら人生をやり直せます。
- (慎重に計画してから)すぐ行動する
- 好きなことが明確で、楽しいことを仕事にしている
- 需要がある市場で戦う(勝てる見込みしかない場所で戦う)
- (リスクの範囲内で)失敗を恐れず何にでも挑戦する
この4つのマインドは1つひとつどれも大切ですが、人生を変えるにはどれか1つ欠けてもダメです。
つまり、需要がある市場で、やってて楽しい仕事をベースとして、失敗を恐れず挑戦しながら、すぐ行動する人なら人生が大きく変わり、やり直せます。
この4つのマインドを40代女性に当てはめながら詳しく解説していきます。
ウジウジしてないで行動しろ!ただし計画的に!
前述した通り、自分が行動することによって人生の結果は変わります。
しかし特に40代女性ともなると酸いも甘いも嚙み分けているので、何事にも慎重になって、結果としてウジウジして何も行動しない人が一定数います。
慎重なのは悪い事ではありませんが、なかなか始めず行動しないのは大問題です。
また逆に猪突猛進して何も考えずに行動してしまう人も一定数います。
このような人は何も行動しない人よりはマシですが、結果が出るのに時間がかかったり、意図しない結果になったりすることがあります。
慎重に計画して、いざ実行となったら迅速に行動することが必要です。
やってて楽しいことを仕事にしろ!
子育てが落ち着きつつあることで生きがいが薄れてしまうことがあるのも40代女性の特徴です。
また男女を問わず40代という年齢は、仕事においてキャリアの岐路に立ち、「このままで良いのかな…?」なんて漠然とした将来の不安を抱きがちです。
このような場合は好きなこと・楽しいことを仕事にしてみましょう。
勤勉な日本人にとって、自分が好きなことや楽しいことが体現できる仕事は、人生の生きがいを得るのに最もふさわしい道楽と言えます。
通勤電車に揺られてイヤイヤやっている仕事しかしていない人には理解できない感覚でしょうが、好きで楽しい仕事をしていること以上に生きがいを感じられることはありません。
好きなことが見つからない場合は過去に自分が好きだったことから探してみましょう。
また、色々なことに挑戦しつつ試しているなかで好きなことが見つかることはよくあります。
ぜひあなたも好きなこと明確にして、やってて楽しいことを仕事にしましょう。
需要がある市場で戦え!
人生をやり直したくて資格を取ろうとするときに最もやってはいけないのが、需要がない資格を取ろうとすることです。
例えば弁護士資格は需要が減ってきており、40代女性が一生懸命に頑張って弁護士になれたとしても、実務経験のない新人弁護士にすぐ仕事の依頼が来ることはないでしょう。
また誰も知らないマイナー資格や誰でも取れる資格を取っても、そこに需要は無く人生やり直すことは不可能です。
「需要がある資格」とは、「需要がある市場で戦える」ということです。
すなわち、その資格を取得すればあなたを必要とする人が必ずいて、資格によって確実に人生やり直せる勝算が100%ないと「需要がある資格」とは言えません。
あなたが必要だろうと思っている難関資格が、実は今後は需要がなくなっていく市場の資格だった…ということがないように、資格を取ろうとするときは、その市場は需要がある市場なのかをしっかり調べましょう。
たとえ40代女性でも需要があれば勝負できる!
需要がある市場で戦うマインドは、資格以外でも役に立ちます。
例えば魚屋では40代の魚の血なまぐさいおっさんが多くいます(←私もそのうちの1人です笑)が、40代の女性も多く働いています。
40代の女性たちは販売員としてお客さんの対応ができるし、同じようなお客さんの立場から商品やサービスを見られるので会社としては非常に貴重な戦力になります。
このように多くの人が集まる場所では、経験豊富な40代女性という特性が武器になることがよくあります。
特にその市場が男性優位の社会(社外取締役とか)だったり、40代でも若手と見られるような社会(落語家とか)なら40代女性という特性が大いに活かされるはずです。
40代女性という特性を活かせる需要があるか?しっかり見極めましょう。
セールスでも需要がある市場で戦うマインドが必要
またモノを売る(セールス)ときも、需要がある市場で戦うマインドは必要です。
先にこちらが売りたいモノを考えるのではなく、先にお客さんが必要とするものを調査して、需要があるモノを売り出すことが重要なのです。
資格で自分を売り込むときも、モノを売り込むときも、必ず需要がある市場なのか先に調べてから、100%勝てる見込みの市場で戦いましょう。
失敗を恐れず挑戦しろ!ただしリスクの範囲内(破滅しない程度)で!
すぐ行動することと似ていますが、失敗を恐れず挑戦することも必要です。
頑張って努力すれば達成できそうなことなら何でも挑戦してみましょう。
40代女性は色々な経験をしているので、経験してきたイヤな記憶が蘇るのを恐れるあまり失敗を過度に意識して挑戦することを敬遠しがちです。
また、人生やり直したい…と心では思っていても、現状を変えるのは勇気がいるので人間なら誰でもはじめの一歩を踏み出せないものです。
しかし人生やり直したいなら挑戦しないと何も始まりませんし、失敗を恐れて誰も挑戦しようとしないからこそ需要がある市場で戦うことができるのです。
もし失敗をして家族や友人や関係者に迷惑をかけるようなことがあっても、「ごめんなさい。」と謝って再度挑戦しましょう。
挑戦する人を応援しない人はいませんし、もし失敗して笑ったり応援してくれなかったりする人なら、そんな人とは縁を切った方がマシです。
ただし、失敗したら取り返しのつかない事態になるのは避けましょう。
それには自分が精神的な安定を保てるリスクの範囲内で挑戦するのがコツです。
リスクの範囲内でなら失敗を恐れずに何でも挑戦することによって、人生をやり直せます。
独立はスモールスタートで
先にも説明しましたが、40代女性が実務経験もスキルもなく就職・転職するのは難しいです。
なので資格を取るときは、思い切っていずれ独立ができるような資格に挑戦しましょう。
ただし独立する際も資格を取るときと同様に、
- 努力
- やる気
- 少しのお金
の3つが必要です。
この3つが維持できる範囲内で小さくスタートしながら独立するのがコツです。
後述しますが、本気で人生を変えたいなら、社労士を取ってスモールスタートから独立することをオススメします。
こんな40代女性なら、資格で人生やり直せる!
ここまで見てきたように、
- (慎重に計画してから)すぐ行動する
- 好きなことが明確で、楽しいことを仕事にしている
- 需要がある市場で戦う(勝てる見込みしかない場所で戦う)
- (リスクの範囲内で)失敗を恐れず何にでも挑戦する
の4つのマインドが全てある40代女性なら資格で人生やり直せます。
つまり、需要がある市場で、好きな仕事をベースとして、失敗を恐れず挑戦しながら、すぐ行動する人なら人生が大きく変わり、やり直せます。
人生やり直したい40代女性にオススメしない資格
資格で人生を変えてやり直したい40代女性は、以下のような資格を選ぶのをやめましょう。
- 取得するのに1年を超える長期間かかる資格(すぐ行動できない資格)
- 自分が興味ない資格(仕事してても楽しくない資格)
- 将来性のない資格・誰でも取れる資格(需要がない資格)
- 知識が生活に結びつかない資格(失敗した時に何も残らない資格)
- 独占業務がない資格(すぐ顧客ができにくくて独立しにくい資格)
つまり資格を選ぶときも
- (慎重に計画してから)すぐ行動する
- 好きなことが明確で、楽しいことを仕事にしている
- 需要がある市場で戦う(勝てる見込みしかない場所で戦う)
- (リスクの範囲内で)失敗を恐れず何にでも挑戦する
の4つの観点が必要で、4つのうち3つは満たせるような資格を選ぶことが重要です。
こんな資格を選ぶな!①取得するのに1年を超える長期間かかる資格
資格で人生をやり直したい40代女性が選んではいけない資格1つめは、取得するのに1年を超える長期間かかる資格です。
理由は取得までの期間があまりにも長いと、人生を変えるための行動をすぐに実行できず、資格を取れたとしても年齢の壁によって活かしきれない可能性があるからです。
さらにこのような難関資格は、取れなかったときに失う時間的・経済的・精神的リスクが大きいのも特徴で、40代女性が目指す資格としては、ふさわしくありません。
また資格をたくさん取ってから人生をやり直したいと考える人がいますが、これも間違いです。
資格は1年以内に取得して、独立するなり転職するなりさっさと次の行動に移りましょう。
こんな資格を選ぶな!②自分が興味ない資格
資格で人生をやり直したい40代女性が選んではいけない資格2つめは、自分が興味ない資格です。
これは40代女性に限ったことではありませんが、他人から稼げそうと聞いたという理由だけで、自分が興味ない資格を目指してはいけません。
興味ない資格の勉強ほど苦痛なものはありませんし、もし取得したとしても興味ない分野の仕事をするのは苦痛で続かないでしょう。
こんな資格を選ぶな!③将来性のない資格・誰でも取れる資格
資格で人生をやり直したい40代女性が選んではいけない資格3つめは、将来性のない資格や誰でも取れる資格、つまり、市場の需要が見込めない資格です。
市場の需要が少ない資格では顧客の奪い合いが起き、先に始めた人には敵わない可能性が大きくなります。
ただし誰でも取れる資格をきっかけにして、その後スキルアップやキャリアアップできるなら話は別です。
こんな資格を選ぶな!④知識が生活に結びつかない資格
資格で人生をやり直したい40代女性が選んではいけない資格4つめは、知識が生活に結びつかない資格(普通に生きてる上では1円も稼げない資格)です。
知識が生活に結びついていない資格は、もし取得に失敗した場合に何も残らない可能性があります。
このような失敗した時のリスクが大きい資格は、やめた方が無難でしょう。
こんな資格を選ぶな!⑤独占業務がない資格・独立しにくい資格
資格で人生をやり直したい40代女性が選んではいけない資格5つめは、独占業務がない資格・独立しにくい資格です。
何度も言いますが、実務経験やスキルのない40代女性にとって就職・転職は厳しいのが現状なので、独立しにくい資格も避けた方が無難です。
さらに独占業務がある資格は、資格を持っているだけで一定程度の顧客ができるので独立開業に有利になります。
人生やり直したい40代女性にオススメの資格は【FP】と【社労士】
ここまで人生をやり直したい40代女性にオススメしない資格を挙げました。
人生やり直したい40代女性におすすめの資格7つ
ここからいよいよ人生をやり直したい40代女性にオススメの資格を
- 学習期間(資格取得までに必要な標準学習期間)
- 将来性
- 難易度(資格取得の難易度)
- 実用性(生活に結びついている)
- 独立のしやすさ
5つの指標を基に総合評価をつけて挙げていきます。
結論として人生をやり直したい40代女性におすすめする資格は以下の7つです。
- FP2級
- 社労士←最もおすすめ!
- 初任者研修
- 保育士
- 行政書士
- 簿記2級
- 宅建士
人生やり直したい40代におすすめの資格 評価表
それぞれの評価は以下の表のとおりです。
総合評価 | ①学習期間 | ②将来性 | ③難易度 | ④実用性 | ⑤独立しやすさ | |
---|---|---|---|---|---|---|
FP2級 | 4カ月 | |||||
社労士 | 1年 | |||||
初任者研修 | 1~4カ月 | |||||
保育士 | 3~4カ月 | |||||
行政書士 | 10カ月 | |||||
簿記2級 | 4カ月 | |||||
宅建士 | 5カ月 |
特に仕事を求めているわけではなく、お金の不安さえなくなれば良いという人ならFP2級をオススメします。
また、人生をガラッと変えてやり直したいなら、独占業務があって独立が可能な社労士(社会保険労務士)が一番オススメです。
お金や事務仕事に興味がない場合は、介護職員初任者研修・保育士・行政書士・簿記2級・宅建士のなかで興味がある資格を選ぶと良いでしょう。
以下それぞれの資格について詳しく説明していきます。
FP(2級)は【お金の知識を得たい】40代が今後のために取るべきコスパ最強の資格
FPのおすすめポイント:圧倒的な実用性
もし今、あなたが特に仕事を探しているわけではなく、お金がなく人生をやり直したいと思っているだけなら、資格はFP2級だけで充分です。
FP2級では、年金などの社会保険・資産運用・不動産売買・民間保険・相続・税金など、お金に関する全般的な知識を浅く広く学べます。
なのでFP2級は、たとえ不合格だったとしてもお金の知識が自分のためになり、実用性が他の資格に比べ圧倒的に高いのが特徴でおすすめです。
さらに合格後は一切費用がかからないのも、FP2級のおすすめポイントです。
FP2級の資格概要
FPは国家資格の〇級FPと民間資格のCFP®・AFPがありますが、ここではFP2級についてのみご紹介します。
他のFP資格について詳しく知りたい人は、当ブログのこちらの記事をご覧ください。
総合評価 | |
受験資格 | なし |
受験料 | 11,700円 |
教材費 | 5万円程度(通信講座) 1万円程度(独学) |
学習期間 | 週10~20時間で4カ月 (150~300時間) |
難易度 | 普通 (合格率50~60%) |
公式HP | 日本FP協会 |
FPに向いている人
FPに向いている人は以下の通りです。
- お金が好きな人
- 数字や計算が得意な人
- FPはお金の「いろは」を学ぶ資格なので、お金が好きな人や数字や計算が得意な人が向いています。
- 計画的な人・計画を立てるのが好きな人
- ファイナンシャル・‘プランナー’の名の通り、計画的な人や計画を立てるのが好きな人もFPに向いています。
以上で見てきたとおり、FP(2級)は【お金の知識を得たい】40代が今後のために取るべきコスパ最強の資格なのでオススメです。
おすすめ資格の比較表に戻る
社労士は【独立開業して人生やり直したい】40代が今後のために取るべきコスパ最強の資格
経済面だけではなくバリバリのキャリアウーマンとして働いて、人生をガラッと変えてやり直したい40代女性なら社労士が一番おすすめの資格です。
勤務も含めた社労士の平均年収は500万程度ですが、独立すれば年収1000万以上も夢ではありません。
社労士のおすすめポイント①:独占業務による独立のしやすさ
社労士は就職・転職は厳しいものの、独占業務があって独立しやすいのが一番のおすすめポイントです。
独立によって家庭との両立が可能になったり、男性と変わない収入を得たり、完全リモートワークに移行したりなど様々な働き方が自由に選択できることは、40代女性にとって夢のようではないですか!?
社労士は、そんな40代女性の夢を叶えてくれる資格です。
社労士のおすすめポイント②:需要の高さ・将来性の高さ
少子高齢化が進み労働力人口が減るなか、企業のヒト問題を未然に防ぐ社労士は今後ますます需要が増えるでしょう。
また社労士の仕事は企業のヒト問題を未然に防ぐ仕事なので人間の感情的な問題に直面することが多く、AIに代替されにくいのも特徴です。
このような理由から社労士は将来性が高い資格と言えます。
社労士のおすすめポイント③:女性比率の高さ・実用性の高さ
実際に他の資格より社労士は女性比率が高いのが特徴です。
女性比率について、他の資格は15~20%程度なのに対して、社労士は32.7%と高くなっています。
また、仮に不合格だった時でも社会保険の知識や労働基準法の知識が残るので、FPには劣るものの実用性はやや高いと言えます。
社労士の資格概要
社労士試験は合格率が6%前後の難関試験です。
2024年5月に私が取ったアンケートでは2~3回の受験で合格した人が多かったです。
また、独学で合格する人もいますが、多くは通信講座を使って合格しています。
総合評価 | |
受験資格 | あり ①学歴②実務経験③厚生労働大臣が認めた国家資格のどれか 詳しくは公式HPをご覧ください。 |
受験料 | 15,000円 (独立開業には別途30万円程度かかる) |
教材費 | 7万~20万円程度(通信講座) 4万~8万円程度(独学) 12万~30万円程度(通学) |
学習期間 | 週20~40時間で1年間 トータルで1000~1200時間程度 |
難易度 | 難しい (合格率5~6%) |
公式HP | 社会保険労務士試験オフィシャルサイト |
社労士の独占業務は、①社会保険や労働保険関係の手続代行②労働関係の帳簿作成の2つです。
加えて多くの社労士は企業に対して労務・人事のコンサルタントやサポート業務をしつつ顧問契約を取り仕事にしています。
社労士に向いている人
社労士に向いている人は以下の通りです。
- コミュニケーション能力が高い
- 間違っていることを間違っていると言える
- サポート役に徹していられる
・社労士は人間の感情的な部分を扱う問題に直面することが多いため、コミュニケーション能力が高い人は社労士に向いています。
・間違っていることを間違っていると言えるような正義感が強い人も向いています。逆に悪いことと知りつつ流されてしまうような人は倫理観に欠けるので向いていません。
・社労士はあくまで企業のサポーターなので、サポート役に徹していられる人も向いています。自分が目立ちたい人は向いていません。
実務経験やスキルがない40代女性なら余計に社労士がおすすめです。
実務経験やスキルが全くない…と悩んでいる40代女性にこそ、社労士はオススメです。
例えばあなたは
今まで子育てしかやってこなくてスキルが何もない…
と悩んでいませんか?
このような人でも、子どもに物事をわかりやすく教えたり、サポート役に徹して子どもの成長を見守ったりしたという立派なスキルがあります。
社労士の立場では、これらのスキルを活かして経営者に難しい法律知識をわかりやすく伝えながら忍耐強くサポートすることができます。
このように、40代女性が持っている経験やスキルは自分が思っているよりも希少価値があります。
企業のヒト問題を未然に防ぐ社労士として働くには、20代30代よりも40代女性が持つ多くの経験やスキルがモノを言う場面が多いのです。
以上のように
社労士は難関資格ではあるものの、将来性があり、需要がある市場で戦え、独占業務によって独立しやすい資格です。
社労士は【独立開業して人生やり直したい】40代が今後のために取るべきコスパ最強の資格なのでオススメします。
おすすめ資格の比較表に戻る
人生やり直したい40代女性にオススメする【FPと社労士以外の資格】
人生やり直したい40代女性にはFPと社労士をオススメしますが、お金には興味なく、社会保険や事務仕事も興味ない人は以下のような資格がオススメです。
- 介護職員初任者研修(総合評価 )
- 保育士(総合評価 )
- 行政書士(総合評価 )
- 簿記2級(総合評価 )
- 宅建士(総合評価 )
介護に興味がある人で将来キャリアアップしたい人は【介護職員初任者研修】がおすすめ!
FPと社労士以外でおすすめする資格1つめは介護職員初任者研修(初任者研修)です。
初任者研修のおすすめポイント①:介護は需要があり将来性が高い
介護分野に興味があって体力に自信がある人なら、介護で働くことをおすすめします。
ただし、生活補助の介護をする場合は資格が必要ありませんが、身体接触を伴う介護には資格が必要になります。
そこで、初めて介護職に就く場合は初任者研修を取得することをオススメします。
初任者研修があれば施設や訪問介護で身体接触を伴うことができるので、介護施設や訪問介護の就職がさらに容易になります。
初任者研修のおすすめポイント②:キャリアアップが可能
介護の資格と言えば介護福祉士が有名ですが、介護福祉士には受験資格があります。
しかし初任者研修を取得し、施設などで実務経験を3年積めば介護福祉士の受験資格(他に実務者研修も必要)を得られます。
さらに経験を積むことで介護支援専門員(ケアマネージャー)などになることも可能で、このようにキャリアアップができるのも介護職のおすすめポイントです。
初任者研修の資格概要
初任者研修はニチイや三幸福祉カレッジなどの資格スクールで取得するのが一般的ですが、ハローワークの職業訓練でも取得することができます。
また、雇用保険を払っている人なら職業訓練の他に教育訓練給付という制度があり、20~40%割引で受講が可能です。
さらに都道府県や市町村で助成金が出る場合もありますので、お住まいの地域のHPで「初任者研修助成金制度 ○○(地域名)」で調べてみてください。
総合評価 | |
受験資格 | なし |
受講料 | 4万円~10万円程度(スクールによる) ハローワークの職業訓練で0円取得可能 |
学習期間 | 1~4カ月 |
難易度 | 簡単(ほぼ100%取得可能) |
介護職に向いている人
介護職に向いている人は以下のような人です。
- 他人に感謝されるのが大好き
- 他人に感謝されるのが大好きな人は介護に向いています。体力的にも精神的にもハードな介護職において、「ありがとう」の一言がやりがいになります。
- 責任感がある
- 責任感がある人も介護に向いています。入浴介助などで、ときには命を預かる仕事なので責任感があることは重要です。
- 献身的で我慢強い
- 献身的で我慢強い人も介護に向いています。他人のサポートをする仕事なので、理不尽な使いを受けたとしても献身的で我慢強くないと務まりません。
これら3つの特徴は子育てをしている40代女性に全て当てはまるかと思います。その意味でも介護職は人生やり直したい40代女性にうってつけです。
これからの介護職の展望
私も一応、社会保険労務士の端くれですので、社会保険である介護保険や介護職のあり方などには関心があります。以下に私が思う介護職の今後の展望を書きます。
- 介護の離職率
- 介護職は離職率が高いと思われがちですが、公益財団法人 介護労働安定センターの「令和5年度 介護労働実態調査」によると、介護の平均離職率は13.1%となっています。これは全産業平均(15%程度)より低い値で、さらに40代の離職率は11.8%となっており、現在の介護職は40代女性でも働きやすくなっていると言えます。
- 厚生労働省の介護雇用管理改善等計画や雇用動向調査も踏まえると、3年を超えて同じ施設や会社で働くとそのまま離職しない傾向があり、介護職は合う人と合わない人の差が激しいものと思われます。(特に若者は他に転職できるので離職率が高いものと思われます。)
- さらに1000人以上の大規模事業所では離職率が下がる傾向があるので、施設や会社の待遇差によるところも大きいものと推測されます。
- 介護職員とテクノロジー
- これからはパワースーツなどの介護をラクにしてくれるテクノロジーが発達し、今ほど体力は必要なくなるでしょう。
- 人間的な触れ合いはテクノロジーの力では解決できないのでAIに取って代わられることはありません。
- 介護職の収入
- 介護を受ける側の高齢者も増えるので、介護職員や施設による格差も大きくなり競争が激しくなると推測され、今後は介護職員の給料も上がっていくものと思われます。
- 2024年10月、東京の西麻布に最高6億円の入居費用がかかる高級老人ホームが開業するというニュースが話題になったように、高齢者富裕層のニーズに対応できるスキルを持った介護職員の需要も増えるでしょう。
- このようななか、介護の高いスキルを持った人が高い収入を得るために、独立や転職する世の中が当たり前になるでしょう。
以上のことから、人生やり直したい40代女性が介護に興味あるなら私はオススメしますし、介護職を始めるなら初任者研修を取得することをオススメします。
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子供が好きで長く働きたいなら【保育士】がおすすめ!
FPと社労士以外でおすすめする資格2つめは保育士です。
一般的に保育士の資格がないと保育園に勤務できないと思われがちですが、実は保育士の資格がなくても保育補助として勤務は可能です。
しかし保育園で勤務して、より高い収入を得るには保育士の資格が必要になります。
保育士のおすすめポイント①:若者がやりたがらない=40代女性に需要がある
保育も介護と同様に人手不足が続いている業界です。
子ども相手なので体力・精神力とも必要で、もしかしたら介護よりもきつい職場かも知れません。
そして、きつさの割に給料が著しく低い職場もあり、保育士は20代30代の若者がやりたがらず続かないのが現状です。
若者がやりたがらず続けられない仕事は、40代女性でも需要があり、長く続ければ収入も上がりやすい仕事なのでオススメします。
保育士のおすすめポイント②:将来性
少子化社会が続くとはいえ、子どもが世の中に存在する上に夫婦共働き世帯がこれからも増える以上は、保育士の仕事が無くなることはありません。(当然AIには代替されません)
保育士の資格概要
保育士になるには通常は国家試験を受ける必要がありますが、ハローワークで2年間の職業訓練を受ければ試験は免除されます。
教育訓練給付金制度ももちろん使えます。
総合評価 | |
受験資格 | あり (①大学・短大・専門学校を卒業または②実務経験2年) |
受験料 | 12,950円 |
教材費 | 5万~10万円 独学なら1~2万円 |
学習期間 | 3~4カ月 (100~150時間) |
難易度 | 普通 (20~30%) |
公式HP | 全国保育士養成協議会 |
保育士に向いている人
保育士に向いている人は以下の通りです。
- 子供が好きで我慢強い
- 子供が好きで我慢強い人は保育士に向いています。
- 責任感がある
- 子どもの命を預かる仕事なので責任感がある人が向いています。
- 子育ての経験がある
- 子育ての経験がある40代女性なら当然向いています。自分の子どもの時とは違う感動が得られるのが保育士の魅力です。
保育士は子どもを相手にするので、やはり40代女性の経験が大いに活かせる場合が多いでしょう。
子どもが好きで保育士に興味があるなら、人生やり直したい40代女性にオススメです。
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法律に興味があって独立したいなら【行政書士】がおすすめ!(社労士とのダブルライセンスが◎!)
FPと社労士以外でおすすめする資格3つめは行政書士です。
行政書士は社労士と同様に独占業務があり、独立しやすい資格です。
しかし行政書士を取っても就職・転職先はほぼなく、社労士とのダブルライセンスを目指すのが一般的です。
行政書士のおすすめポイント①:独占業務があって独立しやすい
行政書士は官公庁に提出する書類作成やその手続きを代行する業務をすることができます。
例としては、飲食店などの開業許可や会社設立の手続き代行などです。
行政書士のおすすめポイント②:社労士の受験資格を得られる
行政書士になると、社労士の受験資格が得られます。
社労士の受験資格(短大卒程度以上など)がない場合は、行政書士の取得から目指すと良いでしょう。
行政書士の資格概要
行政書士は国家資格ですが、受験資格はありません。つまり何歳でも受験可能で、最年少合格者は令和5年度における13歳です。
総合評価 | |
受験資格 | なし |
受験料 | 10,400円 |
教材費 | 5万~20万円 独学なら3万円程度 |
学習期間 | 10カ月 (600~1000時間) |
難易度 | やや難しい (合格率10~12%) |
公式HP | 行政書士試験センター |
行政書士に向いている人
行政書士に向いている人は以下の通りです。
- 憲法や民法などの法律に関心がある
- 行政書士は法律全般の知識を必要とするため、憲法や民放など法律に関心がないと受験すら厳しいでしょう。
- 営業力がある
- 行政書士はスポット契約を取り続けなければならないので営業力や販売力がある人が向いています。
- 几帳面
- 行政書士の主な仕事である事務処理は、ミスなく正確に、かつ効率的に行う必要があるため、事務処理能力が高く几帳面な人が向いています。
法律に関心があったり、社労士の受験資格がない40代女性なら行政書士を目指すのが良いでしょう。
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数字や計算が得意で、年収がそこそこでも末永く活躍したいなら【簿記2級】がおすすめ!
人生やり直したい40代女性にオススメする資格4つめは簿記2級です。
簿記は慣れない初めのうち苦労することが多いですが、一度スキルが身に付いてしまえば汎用性は高く、また、座ったままでできる仕事なので定年を過ぎても経理として働ける資格です。
簿記2級のおすすめポイント①:未経験の40代女性でも就職先がある
未経験の40代女性では、大企業やある程度の中小企業では厳しいものの、小規模企業や会計事務所の経理として就職先が結構あります。
小規模企業などに勤務して、年収は300~400万程度のそこそこでも良いなら簿記をおすすめします。
簿記2級のおすすめポイント②:AIに代替されにくい部分があり将来性がある
簿記のスキルはAIに代替されると思いがちですが、AIに代替されにくい部分があります。
確かに数字の入力や計算を処理する能力では人間はAIに敵わないので、実際に数値入力するところから計算する部分までは今後ますますAIに代替されるでしょう。
しかし、企業会計や財務諸表の内容を理解し、経営者に説明して重要な意思決定につなげる役割は、AIではこなせません。また、AIが出した結果を検証・精査し、適切な経営判断につなげるには、簿記をはじめとした会計の正確な知識が不可欠です。
結論として、簿記の知識や技能を持つ人材の価値は今後も失われることはなく、むしろAIと協働しながら、より高度な判断や分析を行う役割が期待されます。
簿記2級の資格概要
総合評価 | |
受験資格 | なし |
受験料 | 5,500円 |
教材費 | 数万円 独学なら1万円程度 |
学習期間 | 4カ月 (200時間前後) |
難易度 | 普通 (合格率20%前後) |
公式HP | 商工会議所の検定試験 |
簿記2級に向いている人
簿記2級に向いている人は以下の通りです。
- 数字や計算が得意
- 簿記は数字を扱う資格なので、何よりも数字や計算が得意でないと続きません。
- 注意力・分析力がある
- 計算結果は1円単位で正確である必要があり、些細なミスも見逃さない注意力が必要です。
- ただ数字を眺めるだけではなく、数字の裏にある意味を分析しつつ経営に活かす必要があり分析力が問われます。
- 年収がそこそこでも末長く活躍したい
- 簿記2級だけでは独立できる資格ではありません。また未経験の40代からだと年収がそこそこの可能性がありますが、経営者の右腕として末長く頼られる存在になりえます。
- スキルの汎用性が高いので経験を積みながら同じ会社で働くことも、転職することも可能で、徐々に給料が高くなる可能性もあります。
以上のように数字や計算が得意で、年収がそこそこでも末永く活躍したい人は【簿記2級】がオススメです。
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宅地建物取士(宅建士)
人生やり直したい40代女性にオススメする資格5つめは、宅地建物取引士(宅建士)です。
宅建士は不動産に関する専門資格です。不動産屋には5人に1人宅建士がいなくはならない法律があるので宅建士は就職先があり、さらに試験も比較的簡単なのでコスパが良い資格と言われています。
宅建士のおすすめポイント:試験が比較的簡単な割に40代女性でも就職先があり、年収も高い
宅建士の試験は社労士や行政書士よりは簡単と言われていますが、40代女性でも東京などの大都市圏では宅建士が足りておらず就職先があります。
また、顧客が女性の場合は40代女性の特性を活かして、女性が女性に対してしかできないアプローチで営業することも可能です。
営業スキルを高めて顧客をどんどん獲得していけば、自ずと年収は上がり年収1000万も夢ではなくなるでしょう。
営業成績を上げ、未経験から数年でも年収をバグらせることができるのが宅建士の魅力です。
宅建士の資格概要
宅建士の資格概要は以下の通りです。
総合評価 | |
受験資格 | なし |
受験料 | 8,200円 |
教材費 | 2万~10万円 独学なら1~2万円 |
学習期間 | 5カ月 (400時間程度) |
難易度 | 普通~難しい (合格率15~17%) |
公式HP | 不動産適正取引推進機構 |
宅建士に向いている人
宅建士に向いている人は以下の通りです。
- 不動産業界に興味がある
- 宅建士は不動産に関する法律のエキスパートなので、不動産業界に興味がないと続きません。
- 社交的でコミュニケーション能力が高い
- 宅建士は取引などで必ず人と関わる仕事なので、社交的でコミュニケーション能力が高い人が向いています。
- 顧客の人生の3大支出である住宅購入に、誇りをもって仕事できる倫理観がある
- 住宅購入は子どもの教育・老後と並ぶ人生の3大支出です。そんな大きな買い物なのに自分の利益を優先し、顧客を騙して住宅ローンを目いっぱい借りさせたり、望んでもいないオプションをつけて住宅価格を吊り上げたりするような倫理観を持った人は宅建士に向いていません。(実際に住宅メーカーでは、このような無料FPや宅建士が存在するのでお気を付けを…)
今後を分析する限りあまり将来性がないのでオススメしませんが、不動産業界に興味があり、とりあえず数年間働きながら人生を変えたい40代女性なら宅建士が良いかもしれません。
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人生やり直したい40代女性でも資格取得に失敗しない方法
ここまで人生をやり直したい40代女性におすすめする資格を7つ挙げました。
- FP2級
- 社労士←最もおすすめ!
- 初任者研修
- 保育士
- 行政書士
- 簿記2級
- 宅建士
人生やり直したい40代女性に当ブログが特にオススメする資格はFPと社労士ですが、
そんな難しそうな資格、わたしには無理…
40代で記憶力もないし…
とか
もし失敗したらどうしよう…
40代の崖っぷちだから絶対に失敗したくない!
とか考えてしまいますよね。
そこで!どんな人でも資格取得に失敗しないコツを3つお伝えします。
それは以下の通りです。
- 自分に合った資格を選ぶ
- 通信講座を利用する
- (社労士なら特に)このブログを読む。
この3つのコツを守ればあなたは資格取得に失敗する可能性をグッと減らせます。
逆にこれら3つのコツを守らなければ効率よく合格できず、あげくの果てには資格を断念することになるかもしれないのでご注意ください。
資格取得に失敗しないコツ①自分に合った資格を選ぶ
資格取得に失敗しないコツ1つめは、自分に合った資格を選ぶことです。
自分に合った資格とは興味がある資格であるのは当然ですが、時間的・金銭的・性格的に資格取得できそうか?ということです。
まずは時間的・金銭的な現在の自分の状況をふまえて資格を選んでください。
例えば社労士試験の合格には1年間で最低1000時間の勉強時間を確保しなければなりません。
年間1000時間とは週に20~40時間、1日あたり2~5時間程度です。
家庭や仕事の事情で、これくらいの勉強時間を確保できないなら現実的に資格取得できそうにない=自分に合っていない資格ということで最初から断念した方が無難です。
さらに社労士は試験合格しても登録する際に数十万円の費用が発生します。
この費用が払えないなら社労士にはなれませんので、これも自分に合っていない資格ということになります。
そして性格的に独立が向いていないのに社労士や行政書士を目指すようなことも止めましょう。
苦労して合格した末に性格的に営業できず独立に失敗してしまっては人生をやり直すどころではありません。
このように自分が興味ある資格であるのはもちろん、時間的・金銭的・性格的な面からも自分に合った資格か?を考えて選ぶことが40代女性でも資格取得に失敗しないコツです。
資格取得に失敗しないコツ②通信講座を利用する
資格取得に失敗しないコツ2つめは通信講座を利用することです。
資格の学習方法には通信講座・独学・通学の3パターンありますが、それぞれメリット・デメリットがあります。
メリット | デメリット | |
通信講座 | ・通学より費用がかからない ・必要な教材が全て揃っている ・自分のペースで学習できる ・スキマ時間の有効活用ができる | ・独学より費用がかかる ・仲間がいないのでモチベ維持が困難 ・質問しても回答に時間がかかる |
独学 | ・費用が最も抑えられる ・なんでも自分で決められる | ・学習のペースがわからない ・なんでも自分で決めないとならない ・質問ができない |
通学 | ・勉強仲間がいるのでモチベ維持できる ・すぐ質問できる | ・多額の費用がかかる ・通うのに時間がかかる ・いちど離脱するとそのまま離脱しがち |
独学とは書店などで売っている市販本だけで勉強する学習スタイルを指します。独学の一番のメリットは費用が抑えられることです。デメリットは先生も仲間もいないので孤独な戦いになりやすく努力の継続が困難なことです。
予備校に通うメリットはサポート体制が充実していることです。しかし通学はカリキュラムが決まっているので、不測の事態でいちど通わなくなると勉強のペースに追いついていけなくなり、そのまま離脱する可能性が高いのが最も大きなデメリットです。
しかし通信講座は独学や通学と違って教材が全てそろっているうえに自分のペースで学習できます。そしてスマホ1つで講義や問題を解くことができてスキマ時間の有効活用にピッタリなことが通信講座の最大のメリットです。
ただし通信講座にもデメリットはあります。仲間がいないのでモチベーション維持が困難なことと、質問しても回答に時間がかかることです。
もっとも通信講座はそれほどデメリットを感じません。
仲間はⅩ(旧Twitter)や学習記録用アプリ「スタプラ(studyplus)」で作れるし、回答に時間がかかるとはいえ結局は回答してもらえるのでそれほど影響ないからです。
デメリットを大きく上回るのが通信講座のメリットで、実際に多くの人が通信講座を選んでいます。
あなたも通信講座を利用して効率的に一発合格しましょう。
資格取得に失敗しないコツ③このブログを見る
最後に資格取得に失敗しないコツ3つめは、手前味噌ですが当ブログを見ることです。
特に社労士試験ではこのブログを見ることをオススメします。
社労士試験で最初に見るべき記事は↓↓↓です。
社労士試験では正しい方向へ正しい方法で学習することが求められます。
つまり方向も方法も正しくないと社労士試験には合格できません。
当ブログでは資格試験に必要な正しい方向と正しい方法を書いています。
さらに他サイトにはあまり書いていない短期合格に必要なマインド部分も多めに書いています。
資格で人生を変えたいけど取得に失敗したくない人は、ぜひ当ブログをご覧になって参考にしてみてください。
まとめ【本気で人生やり直したい40代女性のあなたへ】4つのマインドとFP・社労士の資格を取って人生変えてみろ!
いかがだったでしょうか?
この記事は本気で人生をやり直したい40代女性のあなたに刺さりましたか?
「刺さりすぎて痛い」って…怒らないでください(笑)
スキルも経験もなく不安しかない40代女性が人生を変えるのは簡単ではありません。
「資格で人生やり直したい…!」と思っても、その資格すら限られています。
しかし当ブログのおすすめ資格FPと社労士なら可能です。
また、以下3つのマインドを持っているようでは人生を変えることはできません。
- すごい資格を取れば就職や転職が簡単になって人生やり直せる
- なにかすごい裏技があって、ラクに人生やり直せる
- 私がこんなにも不遇なのは、日本や世の中が悪いからだ
- 資格だけでは人生変わりません。ましてや経験もスキルもない40代女性が就職や転職するのは容易ではありません。
- 人生に裏技は存在しません。人生をやり直すには
・努力
・やる気
・少しのお金
の3つが必要で、今の生活の一部を犠牲にしなければなりません。 - 他人のせいにしていたら永遠に人生をやり直せません。自分が行動するからこそ人生が変わるのです。
他人は変えられないけど自分の行動は変えられます。
自分が行動することによって結果は変わります。
行動するのに遅すぎる、ということは決してありません。
そのうえで以下の4つのマインド全てを持てば人生をやり直すことができるとご説明しました。
- (慎重に計画してから)すぐ行動する
- 好きなことが明確で、楽しいことを仕事にしている
- 需要がある市場で戦う(勝てる見込みしかない場所で戦う)
- (リスクの範囲内で)失敗を恐れず何にでも挑戦する
この4つのマインドは1つひとつどれも大切ですが、人生を変えるにはどれか1つ欠けてもダメです。
つまり、需要がある市場で、楽しい仕事をベースとして、失敗を恐れず挑戦しながら、すぐ行動する人なら人生が大きく変わり、やり直せます。
さらに資格を選ぶときもこれら4つのマインドをベースにした観点が必要です。
ここでは要点だけ挙げますが、人生をやり直したい40代女性が選んではいけない資格は以下のような資格です。
- 取得するのに1年を超える長期間かかる資格(すぐ行動できない資格)
- 自分が興味ない資格(仕事していてもつまらない資格)
- 将来性のない資格・誰でも取れる資格(需要がない資格)
- 知識が生活に結びつかない資格(失敗した時に何も残らない資格)
- 独占業務がない資格(すぐ顧客ができにくくて独立しにくい資格)
よって資格を選ぶときは自分が興味ある分野の資格のなかから、以下の5つの指標を基に総合的に判断して選ぶべきです。
- 学習期間(資格取得までに必要な標準学習期間)
- 将来性
- 難易度(資格取得の難易度)
- 実用性(生活に結びついている)
- 独立のしやすさ
そして人生をやり直したい40代女性に私がオススメする資格は以下の7つです。
- FP2級
- 社労士←最もおすすめ!
- 初任者研修
- 保育士
- 行政書士
- 簿記2級
- 宅建士
おすすめ資格の詳しい評価は以下の通りです。
総合評価 | ①学習期間 | ②将来性 | ③難易度 | ④実用性 | ⑤独立しやすさ | |
---|---|---|---|---|---|---|
FP2級 | 4カ月 | |||||
社労士 | 1年 | |||||
初任者研修 | 1~4カ月 | |||||
保育士 | 3~4カ月 | |||||
行政書士 | 10カ月 | |||||
簿記2級 | 4カ月 | |||||
宅建士 | 5カ月 |
人生やり直したい40代女性に当ブログが特にオススメする資格はFPと社労士です。
特に
- FPは【お金の知識を得たい】40代が今後のために取るべきコスパ最強の資格
- 社労士は【独立開業して人生やり直したい】40代が今後のために取るべきコスパ最強の資格
なのでオススメです。
しかし、せっかく挑戦しようと思っても資格取得に失敗したくないですよね!
そこで資格取得に失敗しないコツを3つ挙げました。
- 自分に合った資格を選ぶ
- 通信講座を利用する
- (社労士なら特に)このブログを読む。
- 自分に合った資格とは、時間的・金銭的・性格的に自分に合った資格か?です。時間的・金銭的に余裕があるか?性格的にその資格が合っているか?しっかり考えてから資格を選ぶのがコツです。
- 通信講座は独学と通学のいいとこどりができる手段です。40代女性ならケチケチせず、ここで人生を変えるために必要な少しのお金を犠牲にしましょう。
- 当ブログには合格体験記をはじめ、FPと社労士試験で一発合格した私のノウハウが詰まっています。特に社労士試験では正しい方向へ正しい方法で学習することが求められます。手前味噌ですが当ブログには他にはない社労士試験に必要な正しい方向性(マインドと戦う前の戦略)を中心に書いています。ぜひ当ブログをご覧になってください。
以上、参考になれば嬉しいです。
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今回もありがとうございました~!!