元ニートが社労士試験に一発合格した体験記①【勉強開始前】

ちえぶくろ
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こんにちは~!ちえぶくろです!!

今回は【私の合格体験記①】といたしまして、2023年度(第55回)の社労士試験で一発合格した私が、

・勉強を始める前に実際にやったこと・思ったこと

を時系列に沿ってご紹介します。

私のプロフィール

私は今でこそ魚屋としてのスキルを持った社会保険労務士として開業していますが、大学を中退した元ニートです。(詳しくはこちらの記事をご覧ください。)

そんな凡人でも資格試験に一発合格して人生を変えることができました。

あなたも資格とお金で人生を変えて欲しいという気持ちから当ブログにて私の体験や思いを発信しています。

詳しいプロフはこちら

私の資格試験受験歴

私の受験歴は下図の通りです。

FP2級・CFP6課目同時・FP1級・社労士試験に一発合格しました。

社労士試験は2022年と2023年に受験しています。

2022年は全く勉強していない、いわゆるノー勉組で結果は当然不合格です。

CFPに受かった勢いで「もしかして受かっちゃうんじゃね!?」と意気揚々と受験しましたが結果は見事に惨敗です(笑)

CFPに一発合格した直後なので年金や社会保険の知識がある状態でしたが、このザマです。

社労士で問われる知識はFPとは全く別物なので、FP1級やCFPに合格したからといってナメると痛い目に合います!(苦笑) 

それでも社労士の前にFPの勉強をしていたのは大きなアドバンテージになりました。

詳しくは当ブログ記事FPこそが社労士の前に取る資格をご覧ください。

そして2022年9月から社労士の勉強を開始し、約1年かけ1,515時間で2023年(令和5年)度試験で合格しました。

つまり当ブログで私は「社労士試験に一発合格」としていますが厳密には2回受験しています。

2023年度の合格時の成績は

  • 選択式→37/40(基準点割れなし)
  • 択一式→52/70(基準点割れなし)

でした。

R5結果 合格

勉強開始前にやったこと・思っていたこと

私の合格体験記として、まずは私がやったことと、その時に思っていたことを時系列でご紹介します。

もちろん私のやり方が唯一の正解ではないです。

こんなやり方もあるんだなという程度でご参考にしてください。

2022(R4)年、社労士試験の勉強開始前
  • 5月16日 フォーサイトと本試験申し込み
  • (6月12,19日 CFP試験)
  • 7月・8月 おおいに遊ぶ。たまに情報収集とFP1級対策
  • 8月28日 本試験
  • (9月4日 FP1級実技試験)
  • さらに情報収集
  • 1年計画と直近の3カ月計画を立てる
  • 9月12日~勉強開始

前年の5月から社労士試験に一発合格する気でいた

実は2022年5月の時点でCFPの勉強にある程度メドがつき、すでに6月のCFP本試験は合格する自信と心の余裕をもっていました

そこで、6月のCFP試験の次は9月のFP1級実技を受験し、そのあと2023年の社労士試験に挑戦する決意を固めていました

しかし5月の段階では社労士試験に対する情報収集をほぼしていなく、ただ漠然と

金太郎
金太郎

年金に詳しくなりたいな~

社労士って独占業務があるらしいから良いな~

くらいにしか思っていませんでした。

そう、「社労士試験あるある」ですが、

社労士という職業がどんなものか、そして社労士試験の過酷さも全く知らない状態でした(笑)

ただし【やるからには一発合格】5月の時点で決意していました。

5月16日 フォーサイトと本試験の申込み

さらに社労士試験に挑戦するきっかけになった1つが、5月の時点でフォーサイトでは2023年度受験生向けに、おまけとして2022年度のテキストと過去問を配布していたことです。

金太郎
金太郎

前年のテキストと過去問集があればスタートダッシュができるな。

年度の違うテキストがあれば法改正もすぐに見分けがつくな。

こう私は考えたわけです。

そしてもう1つ考えたのが、当年の本試験を試しに受けることでした。

当時の私は

金太郎
金太郎

会場の雰囲気がわかるし、今年の試験でどれだけできるか試してみよう。

ダメで元々だし、もしかしたらラッキーで受かっちゃうかも(笑)

と考えたのです。(当然結果は不合格です笑)

本試験は5月末まで受験申込ができ、思い立ったが吉日で、その日のうちにフォーサイトと本試験の申込みをしました

やると決めたら即行動が私の信条で、それが5月16日です。

結果的に

  • 前年の教材を早めにGETできたこと
  • 記念受験で力試しと会場の雰囲気を掴めたこと

は正解だと思っています。詳しくは続きをご覧ください。

6月12日19日 CFP受験

5月16日以降は、さすがに社労士試験の勉強はせず、CFP試験の勉強に集中してしました。

余裕があったとはいえCFP試験も難関試験であることには変わりないからです。

特に試験前の1カ月間は金融とライフプランニング(年金)の2課目の勉強にいそしんでいました。

この時点でも年金は苦手でした。なのでもっと年金に詳しくなりたい社労士試験に挑戦しよう!という意欲は強かったです。

金太郎
金太郎

6月12日の3課目が終わり、そこからの1週間はさらに猛勉強し19日の試験を終えました。

そして試験直後でCFPの一発合格を確信した私は、あしたのジョーのように燃え尽きました(笑)

7月・8月 おおいに遊ぶ。たまに情報収集とFP1級対策

もう燃え尽きてしまったものはどうしようもなく、全く学習意欲が湧きません。

そこで、7月・8月は思いっきり遊ぼう!と決めました

旅行へ行ったり、1500ピースのジグソーパズルを2つ完成させたり、VRゲームであんなことやこんなこと(笑)をやったりしていました。

ただちょっと気が向いた時だけ以下の所から社労士試験の情報収集をしていました。

書籍はブックオフで100円で買いましたが、他2つは無料です。

ちなみにFP1級対策は緑本を少しだけやりました。

8月28日 R4本試験当日

試験前

そして迎えたR4年度(2022)社労士試験。会場は埼玉大学で天候は朝からあいにくの雨でした。

開場1時間半前に北浦和駅に着き、埼大行のバス停を見ると、それはそれは見渡す限りの傘、傘、傘…。

そう、傘を差したヒトが群れをなして並んでいたのです…!

社労士試験ってこんなに受験生がいるのか!!

金太郎
金太郎

と驚いたのを今でも鮮明に覚えています。(埼大会場の受験生は1800人ほど)

私は並ぶことと人混みが大の苦手なので、埼大まで雨の中バスを使わず歩くことにしました。

どんどん雨足は強くなり土砂降りになるなか後悔しつつ歩き続けること1時間、途中のロジャースでお弁当もしっかり買ってようやく埼大に到着です(笑)

そこでも目にしたのはヒトの群れ

会場の雰囲気は今でも覚えています。

とくに女性が多く女性に人気のある試験だということがはっきりわかりました。

女性が多くても柔らかい雰囲気は一切なく、ピリピリした空気が張り詰めていましたね。

金太郎
金太郎

途中でお弁当を買っちゃうくらいピクニック気分で来ていた私ですが、雰囲気に圧倒され埼大の教室に入ったとたんに緊張してきました

そして試験前に配布された封筒に自分のスマホを封印し自分のカバンにしまう社労士試験ナゾの決まりを行い試験は始まったのです。

(ちなみにこの決まりはR5試験では行わなかったです。何の意味があるん?って私も思ってましたから廃止されたんでしょうね笑)

試験中

午前の選択式は時間が余りました。

全く勉強してなく何も解らないなりにも、考えれば解ける問題も多いんだなって思いました。

午後の択一式は時間ギリギリ、というか問題文を読むだけで時間ギリギリでした。

多くの問題が何が書いてあるのかわからない意味不明な文章で構成されていたのを覚えています。

読むことに必死で、途中で頭がフラフラになり疲れで眠くなりました(笑)。

金太郎
金太郎

はじめの科目の労基法から、とにかく内容が理解できない問題文自体が長文

そうこうしてるうちに最後の年金科目にたどり着いたのは終了1時間前でした。

年金はある程度わかる問題もあったものの、ほぼ時間いっぱいで解き(読み)終わったというのが実際のところです。

もちろん見直しの時間なんてありません。

金太郎
金太郎

こんな大変な試験を受けるのか~。大丈夫なのか?オレ

というのが終わった直後の印象です。

ただ、

金太郎
金太郎

来年はここにいる大勢の人よりも良い成績で合格してやる!

という決意も改めてしました

やはり本試験は模試とは比べ物にならないほど刺激を受けるものです。

そして帰りはさすがにバスを使って家路につきました(笑)

ちなみに2022年度試験の結果は、ご覧の通りです。

ノー勉なので当然ですが、惨敗でした(笑)

ここまでのまとめと今振り返ってみて

5月時点で私が考えた戦略は、次の5つです。

  1. フォーサイトの前年度の教材を使い、他の受験生より先にスタートダッシュする
  2. 前年度のテキストと当年度のテキストを見比べれば、改正事項の区別がつきやすくなる
  3. 前年の本試験を受験すれば雰囲気がつかめる
  4. 前年の本試験で実力を知り、目標を立てることができる
  5. もしかしたら受かっちゃうかも(笑)

そして今となっては

  1. スタートダッシュ→11月末までで全科目1周できた。さらにテキスト読みより先に過去問演習を行うという私の得意な勉強法で進められた。
  2. 法改正→狙い通り区別がつきやすかった。
  3. 試験会場の雰囲気→本番独特の空気感を知ることができ、試験時間の厳しさを知った。模試では本番並みの緊張感を得られないから、次年度の模試は一切受けずに済んだ。
  4. 実力の測定→CFP試験後は振り切っておもいっきり遊んだ。結果的には戦略的休息としてリフレッシュできた。さらにノー勉で実力を測ることもでき、目指すゴールが定まった
  5. 合格への淡い期待→こなごなに砕け散る(笑)そんなに甘くない。

と⑤を除いて良い戦略だったと我ながら満足しています(笑)

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

ただし②③④はおすすめしますが、「①先に過去問演習を行う」は私がFP検定を通して自分の勉強法を熟知していたからこそ取れた戦略です。

初学者の方は通信教育を使って、カリキュラム通りにテキストや講義動画から勉強を進める方が良いかも知れません。

私の場合は情報収集もろくにせず、直感でフォーサイトを選んで申込み、前年の試験を受けたことは結果的にラッキーでした。

しかしこれは私がFP試験を通して「一発合格のキモ」をある程度この時点で理解していたからこそ為し得たものです。

初学者の方や試験勉強に慣れていない方にとって、情報収集を行わずに直感で成功することは、極めて困難であることを付け加えます。

↓↓↓の記事で勉強開始前までの必要な情報をお伝えしています。

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こちらの記事を隅々までご覧になっている人は、社労士試験の必要最低限の情報を得ているのでご安心ください。

ここまでが2022年8月社労士試験までの私の体験談です。

続きは↓の記事でお伝えします。

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この記事が社労士受験生や人生を変えたい人のお役にたてれば何よりです。

以上!ちえぶくろでした!!

今回もありがとうございました~!!

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ちえぶくろ
1級FP技能士・社会保険労務士
【異色の経歴】現役料理人からFP社労士開業 【承ります】家計相談および健康寿命後の資金1500万円を貯める伴走支援/お金・社会保険に関する記事監修
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