FP社労士ダブルライセンスで独立するメリットを教えます!
こんにちは~!現役FP社労士ちえぶくろです!!
今回は、資格で独立を狙っているあなたにオススメの記事
- FPと社労士のダブルライセンスの相性と独立開業時におけるメリット
について解説していきます!
FP(ファイナンシャルプランナー1級、2級、3級、CFP、AFP)と社労士(社会保険労務士)のダブルライセンスの相性はバツグンです。
なかでも共に【会社脱出資格】であるFP1級と社労士のダブルライセンスを取得するメリットは、知識も人脈も幅広くなり、「カネとヒト問題を未然に防ぐスペシャリスト」として差別化しながら独立開業し活躍ができることです。
- はじめに
- 社労士の業務範囲と将来性
- FPと社労士の仕事内容
- FPと社労士の相性はバツグン!
- FP1級と社労士のダブルライセンスのメリットは、独立開業に必要な「3つの武器」を得られること!
- まとめ FP社労士ダブルライセンスの相性と独立開業時におけるメリット
はじめに
この記事をご覧のあなたは
質問①FP2級を取ったんだけど、このまま1級を取った方がいいのかな?
とか、
質問②FPの他にダブルライセンスで相性が良くて独立できる資格はないかな?
とか、
質問③FP1級を取ったんだけど、年金や社会保険で試験範囲がかぶる社労士も取ったらどんなメリットがあるのかな?
とか、知りたくてクリックしたのではないでしょうか?(ありがとうございます!)
早速これらの質問に回答します。
質問①FP2級を取ったんだけど、このまま1級を取った方がいいのかな?
→答え①FP2級の後にFP1級を取るべきか?は独立開業をするかしないかで決まります。
具体的には以下の通りが最適解です。
現在(またはこれから) | → | これから取得すべき資格 |
---|---|---|
FP2級を取得 | → | FP1級→社労士を取得 |
FP1級を取得 | → | 社労士を取得 |
社労士を取得 | → | FP2級を取得 |
現在(またはこれから) | → | これから取得すべき資格 |
---|---|---|
FP2級を取得 | → | FP1級も社労士も不要(おすすめは簿記) |
社労士を取得 | → | FP2級を取得 |
詳しくは当ブログの「FPが社労士の前に取る資格」をご覧ください。
質問②FPの他にダブルライセンスで相性が良くて独立できる資格はないかな?
→答え②FPと相性がいい資格は社労士です。FPと社労士は相性がバツグンで独立するのにうってつけです。
なぜなら
- 「FP=個人のカネ」問題を未然に防ぐ専門資格
- 「社労士=企業のヒト」の問題を未然に防ぐ専門資格
だからです。
FPと社労士のダブルライセンスで、お互いに足りない部分を補いながら独立できます。
質問③FP1級を取ったんだけど、年金や社会保険で試験範囲がかぶる社労士も取ったらどんなメリットがあるのかな?
→答え③FP1級と社労士のダブルライセンスは「3つの武器」で独立開業できることがメリットです。
FP1級と社労士のダブルライセンス独立で役立つ「3つの武器」とは以下の通りです。
- どんなお金の不安も吹き飛ばせる「FP1級=マニアックなお金の知識」と「社労士=社会保険オタクな知識」
- FP1級のレアキャラ度と社労士の独占業務でできる差別化
- FPと社労士の広がりやすい人脈
これら3つの武器を持ちながら独立開業できるのでFP1級と社労士のダブルライセンスは有利になります。
今回の記事は実際に社労士とFP1級に合格した私の実体験とFPや社労士の諸先輩方から聞いた情報をふまえて、独立開業時における社労士とFPのダブルライセンスの相性とメリットについてお伝えします。
この記事を読めば、あなたはFPと社労士のダブルライセンスを取得したくなるかもしれませんし、行政書士など他の資格を探した方が良いと考えるかもしれません(笑)
どのような決断になったとしても、この記事が参考になれば嬉しいです。
そしてこの記事を読んでFPと社労士のダブルライセンスを取ろうと思った人がいたら、一緒に飲みながら語りたいですね。
この記事を書いた人
名前:ちえぶくろ
現役FP社労士(本業は魚屋)です。
魚臭くて人生やり直したい一般人が月平均27h残業に負けず1年9カ月の学習期間でCFP6課目同時・FP1級・社労士すべて一発合格しましたので、社労士とFPに関する記事を当ブログで発信しています。
詳しいプロフィールはこちら
社労士の業務範囲と将来性
社労士という職業を知らない人のために社労士の業務範囲と将来性についてお伝えします。
すでに社労士のことは知ってるよ!という人は次の項目へどうぞ。
社労士の独占業務
社労士の独占業務には①社会保険の加入など各種手続代行②賃金台帳、就業規則など帳簿書類の作成代行の2つがあります。
社労士の業務範囲と将来性
社労士の業務範囲
開業社労士の主な業務は①②に加えてコンサルティングの場合が多いですが、社労士の業務範囲は広く、
- M&AやIPOをする際の労務チェック(労務DD)
- 障害年金や各種助成金の申請代行
- 確定拠出年金の導入サポート
- 資格予備校やセミナー講師
- 人事評価制度の構築
- 記事の執筆・監修
- 労働局での指導
- 年金相談員
- 給与計算・・・などなど
主な業務としている場合や複数の業務を取り扱っている場合もあり、社労士一人ひとりによって多種多様な業務の得意分野があります。
社労士の将来性
企業にヒトがいて社労士の合格者が一定数に保たれている限り、社労士の働き方は無限大にあるといっても過言ではありません。
少子高齢化であるこれからの時代、労働力人口はさらに減少します。
企業のヒトに関する問題を未然に防ぐ社労士の存在価値は高まる一方で、社労士の将来性はあると言えるでしょう。
社労士業のすべてをAIに代替は不可能
これからの時代、AIが我々の仕事を奪う日が近いでしょう。
社労士業においても例外ではなく、①②の社労士の独占業務は今後AIにとって代わられる日が近いかもしれません。
しかし、社労士が企業のヒトに関する問題を扱っている限り、社労士業のすべてをAIに代替するのは不可能です。
ヒトには感情があり、AIにはヒトの感情が理解できないからです。
この点からも社労士には将来性があると言えます。
FPと社労士の仕事内容
FPと社労士の相性をお伝えするうえで、FPと社労士の仕事内容を軽くお伝えします。
そんなのだいたいわかるよ!という人は次の項目へどうぞ。
FPの仕事内容:個人のカネ問題を未然に防ぐ専門家
FP(ファイナンシャルプランナー)は、顧客の人生でやりたいことを経済的な面からアドバイスする専門家です。
具体的にはキャッシュフロー表の作成や将来必要になる資産額を試算して、顧客のやりたいことを実現しながら生活が破綻しないよう経済的なアドバイスをします。
つまりFPは将来起こりうるかもしれない個人のカネ問題を未然に防ぐ専門家なのです。
社労士の仕事内容:企業のヒト問題を未然に防ぐ専門家
社労士(社会保険労務士)は、労働・社会保険の諸法令を扱う専門家です。
開業社労士の多くはコンサルティング業務を中心に活動します。企業のヒトに関する問題に対して、法令に違反していないかチェックしたりアドバイスしたりします。
具体的には社会保険に関する手続きや届出をしたり、就業規則の作成をしたりしながら、企業で働く人たちのあらゆる労務や人事に関する問題(パワハラの予防や問題社員の解雇など)を未然に防ぐようにコンサルティングをします。
つまり、社労士は将来起こりうるかもしれない企業のヒト問題を未然に防ぐ専門家なのです。
- FP=個人のカネ問題を未然に防ぐ専門家
- 社労士=企業のヒト問題を未然に防ぐ専門家
FPと社労士の相性はバツグン!
FPと社労士は、お互いにない部分を補いながら顧客の問題を未然に防ぐ点で相性がバツグン!
ここまで見てきた通り、
- FPは主に個人を顧客とし、企業は顧客となるのは少ないです。
- 対して、社労士は主に企業を顧客とし、個人が顧客となるのは少ないです。
また
- FPはカネの問題を未然に防ぐ専門家で、
- 社労士はヒトの問題を未然に防ぐ専門家です。
このお互いにない顧客層と、問題の解決先を2つの資格で補いながら顧客の問題を未然に防ぐ点で相性がバツグンに良いのです。
ヒト問題を未然に防ぐ社労士を企業は放っておかない
企業ではヒト・モノ・カネ・情報が必要ですが、特にこれからは少子高齢化社会が進み、企業の人手不足はより深刻になるでしょう。
このような状況で、ヒト問題を未然に防ぎ人手不足を解消してくれる社労士を企業が放っておくことはありません。
FPでは稼げない!まずはヒト問題を解決する社労士として企業に売り込む
FP資格は個人がメインの顧客となるので富裕層を相手にしないと稼げないのが現状です。
しかしFPとともに社労士資格があれば企業を相手に活動できます。
手順としてたとえば
- 企業のヒト問題を未然に防ぐ社労士を入口として企業の懐に飛び込んで、
- 企業の従業員個人のカネ問題を未然に防ぐFPとして従業員の懐に飛び込めれば、
- 企業は従業員満足度を上げられ、
- 従業員もお金に困らなくなり
- 自分も稼げる
ということが考えられます。
企業のヒト問題と従業員のカネ問題を解決しながら自分も稼げて「三方良し」で商売ができるという具合です。
つまりFP単体で個人相手では稼げなくても、社労士があれば企業相手に稼げるので、相性がバツグンに良いと言えます。
社労士だけじゃカネ問題に太刀打ちできない!カネの「いろは」をFPで学ぼう
社労士を目指す人や合格者ならFP2級を取っておくほうが無難です。
なぜならFPは企業活動や生活になくてはならないカネの「いろは」を学ぶ資格だからです。
社労士がカネのことを全く知らないで税理士に丸投げするようなら、経営者にバカにされるのがオチで企業に相手をしてもらえるわけがありません。
せっかく社労士を取ったなら、せめてFP3級くらいの知識は持ちましょう。
ヒトの問題もカネの問題も未然に防げる社労士なら、より企業にとってなくてはならない存在となるでしょう。
社労士資格にFPは相性が良いというか、最低限必要な資格と言えます。
FP1級と社労士のダブルライセンスのメリットは、独立開業に必要な「3つの武器」を得られること!
ここまでFPと社労士の相性はバツグンであることを解説しましたが、FPのなかでも一番難しいFP1級と社労士のダブルライセンスのメリットを深掘りしたいと思います。
また、FP1級と社労士を取れたら一般企業に勤めるのではなく、思い切って独立開業するべきと私は思っているので、FP1級と社労士を取った人が独立開業するときにどんなメリットがあるか?に焦点を当ててお伝えします。
独立開業には顧客が必要
前提として、FPとしても社労士としても独立開業するには顧客が必要です。
相談・サービス業務をする限り、お客さんがいなければ売り上げにならないからです。
もし独立してすぐに顧客を獲得したいなら
- 既に顧客がいる事務所を事業承継する
- 前職の顧客リストから顧客を連れてくる
- 既に顧客がいる税理士法人など他士業と合同会社を作る
3択しか無理だと思います。(その他の方法があればコメント欄等で教えてください)
実際に社労士の諸先輩方のお話を聞く限り上記3つに該当しない場合、開業1年目に充分に売り上げが立つくらいの顧客を獲得するのは、極めて難しいのが現状のようです。
しかし、FP1級と社労士のダブルライセンスがあれば風向きが変わるかもしれません。
FP社労士として個人のカネに関する問題を未然に防ぐことで、企業のヒトに関する問題を未然に防ぐことができるかもしれないからです。
FPと社労士の業務範囲は極めて広く、アイデア(専門性)と営業力と行動力しだいで大きく稼げるチャンスが無限にあります。
FP1級社労士のダブルライセンスで得られる3つの武器
顧客獲得のためにFPと社労士のダブルライセンスが有利ですが、FP1級を取れば独立開業で役立つ「3つの武器」を手に入れられ、さらに有利になります。
3つの武器とは
- どんなお金の不安も吹き飛ばせる「FP1級=マニアックなお金の知識」と「社労士=社会保険オタクな知識」
- FP1級のレアキャラ度と社労士の独占業務でできる差別化
- FPと社労士の広がりやすい人脈
です。
詳しく解説します。
武器①どんなお金の不安も吹き飛ばせる「FP1級=マニアックなお金の知識」と「社労士=社会保険オタクな知識」
顧客の(もちろん自分のも)老後資金や保険の見直しなどで必要な資金額を試算するとき、公的年金など社会保険の知識が欠かせません。
- FP1級のお金に関するマニアックな知識と社労士の社会保険オタクな知識
FP1級と社労士の知識があれば、お金の不安の最大要因である老後資金の正確な試算ができます。
この2つの「知識」こそがFP1級と社労士のダブルライセンスで得られる1つめの武器です。
FP2級と1級では、知識に雲泥の差がある
FP2級と1級の知識には雲泥の差があります。
年金の計算にしてもFP2級の知識ではたいした試算ができず、顧客に「ねんきんネットで調べてみます」と言ってしまうところですが、FP1級を取っていれば「ねんきん定期便」に書いてある情報だけで様々な試算が可能です。
FP2級で問われない年金の試算がCFPやFP1級では必ず出題されるからです。
FP1級の知識は非常にマニアックな知識を問われます。
特に老後資金の計算においてFP1級のマニアックな計算知識と社労士のオタクな法的知識が必要
特に老後資金の試算をするときは、年金など社会保険に関するFP1級の計算力と社労士の法的知識が必要になります。
FP1級検定では年金を試算するような計算問題が毎回のように出題されます。
対して、社労士試験では計算問題が出ない代わりに正確な法的知識が問われます。
それも重箱の隅をつつくようなオタクな知識ばかり問われるのが社労士試験なのです。
老後資金の試算は税や社会保険の高度知識がないと正確な数字が把握できません。
年金・税金はもちろん、介護保険・医療保険などの知識が複雑に絡み合うためです。
その点、FP1級の計算力を問われる知識と社労士の法的知識があると、正確な老後資金の試算ができるようになります。
老後資金問題はお金の不安の最大要因
老後資金問題はお金の不安の最大要因です。
もしも「あなたの老後は〇千万あれば絶対に大丈夫です」と言われたら、ほとんどのお金の不安が解消されるでしょう。
しかしこれは絶対不可能です。
人間がいつ死ぬかは誰にもわからないからです。
ただし、ある程度(たとえば100歳)までの老後資金がいくらか分かるだけでもお金の不安はかなり解消されます。
このある程度までの老後資金問題の解決を正確に実現できる「知識」こそがFP1級と社労士のダブルライセンスの武器の1つめなのです。
つまり「FP1級=お金の最上級専門家」と「社労士=社会保険の専門家」の知識があれば、老後資金問題を中心に、人生のありとあらゆる場面のお金の計算ができるので「お金の不安を解消するスペシャリスト」として活躍できます。
武器②FP1級のレアキャラ度と社労士の独占業務でできる差別化
どんな士業を始めるにしても顧客が必要です。
しかし顧客からすれば、あなたが何を専門にしているのかわからなければ、あなたは顧客のどんな悩みなら完璧に解決できるのかわかりません。
つまりどんな士業であっても、他人とは違う何かを専門にして差別化し、ウリにしなければ顧客はついて来ません。
この「差別化」を可能にするのがFP1級と社労士のダブルライセンスの武器の2つめです。
FP1級と社労士ダブルライセンスでどんな差別化ができる?
たとえばFP1級の知識で個人の資産運用に関するアドバイスができます。
社労士で資産運用を教えられる人はそう多くないと思いますので、資産運用に強い社労士として差別化することが可能です。
FP1級のレアキャラ度で差別化した後、社労士の独占業務で企業に自分を売り込める!
またFP(ファイナンシャルプランナー)という資格自体は今やメジャーな資格になりましたが、FP1級は約5万人しかいません。
世間一般からするとFPは認知度が高く、特に最上級のFP1級を持っていると「すごい」と言われレアキャラ扱いされます。
そこで、FP1級(と一部ですごいと言われる社労士)のレアキャラ度で差別化し、社労士の独占業務を請け負った後に長期顧問契約へとつながれば経営がうまくいきます。
差別化によって集客したあと、長期顧問契約へとつなげる手順としては以下のようなものが考えられるでしょう。
- FP1級(と社労士)のレアキャラ度で顔を覚えてもらい、
- 社労士の独占業務である書類の手続や作成をすることで企業の懐に入り、
- 何か会社でトラブルが起きたときにFPや社労士の知識を総動員して、
- その企業の信頼を得ることによって
- 長期的な顧問契約へと発展させることができます。
①レアキャラ度で差別化して顔を覚えてもらい②プレイヤーとして独占業務をし③緊急時にも頼れるコンサルとして活躍し④信頼を得て⑤長期顧問契約へとつなげるのが王道と言えます。
この①顔を覚えてもらうのが一番大変なことなので、FP1級(と社労士)のレアキャラ度が差別化となって武器になるのです。
その後は②プレイヤーとして④徐々に信頼を得ればよく、社労士の独占業務はプレイヤーとして企業の懐に入るのにうってつけの業務と言えます。
武器③FPと社労士の広がりやすい人脈
FP検定と社労士試験は共通している部分があります。
それは試験範囲の広さです。
試験範囲が広いのと同様に、業務範囲が広くなり専門が一人ひとり違うのがFPと社労士に共通した特徴です。
専門が違うことにより同業でも仲間意識が強い傾向にあります。
同業で仕事を紹介しあったり、情報を交換しあったり人脈が広がりやすいのがFPと社労士に共通しています。
さらにFPは比較的簡単な有名資格ということもあり、士業でなくても所有している人が多いのが特徴です。
自分とは全く違う世界で仕事をしている人と資格を通して交流でき、自分の知らなかった世界を知ることができるのがFPの良いところです。
そして広がった人脈により、顧客を紹介してもらえたり、わからないことを教えてもらったり、独立開業に有利な状況を作り出すことができます。
つまりFPと社労士の取り扱う専門分野は広く、無数に広がる「人脈」こそがFPと社労士のダブルライセンスの武器の3つめです。
FPと社労士は「カネとヒトの問題を未然に防ぐ専門家」になれるが、実務経験があって労務系社労士として活躍したいならFP1級は必ずしも必要ではない
ここまでお伝えした通り、FP1級と社労士のダブルライセンスで得られる3つの武器で独立開業が可能になり「カネとヒトの問題を未然に防ぐ専門家」になれるため相性がバツグンに良いです。
ただし、実務経験があって労務や人事の問題に対処する労務系社労士として活躍するつもりならFP1級は必要ありません。
なぜなら、
- 社労士ほどではないけどFP1級も難易度が高いからなのと、
- FP1級の知識はマニアックすぎて実務で使う場面はそうそう訪れないのと、
- 実務経験があるうえ「何でもできる」は顧客からすれば何が専門なのか分からないからです。
まとめ FP社労士ダブルライセンスの相性と独立開業時におけるメリット
最後にまとめです。
FPと社労士のダブルライセンスの相性はバツグンです。
それは、
- FP=個人のカネ問題を未然に防ぐ専門家
- 社労士=企業のヒト問題を未然に防ぐ専門家
なので
FPと社労士のお互いにない部分を補いながら顧客や自分の「カネとヒトの問題を未然に防ぐ専門家」になれるからです。
また、FP1級と社労士のダブルライセンスのメリットは、独立開業で役立つ3つの武器を手に入れられることです。
- どんなお金の不安も吹き飛ばせる「FP1級=マニアックなお金の知識」と「社労士=社会保険オタクな知識」
- FP1級のレアキャラ度と社労士の独占業務でできる差別化
- FPと社労士の広がりやすい人脈
武器①どんなお金の不安も吹き飛ばせる「FP1級=マニアックなお金の知識」と「社労士=社会保険オタクな知識」
FP2級とFP1級では検定で問われる知識に雲泥の差があります。
FP1級のマニアックなお金の知識と社労士の社会保険のオタク的にまで詳しい知識があると、顧客や自分の人生のあやゆる場面でのお金の試算ができるようになります。
特にお金の不安うち最大の要因である老後資金の試算ができるようになるのが、FP1級と社労士のダブルライセンスのメリットです。
武器②FP1級のレアキャラ度と社労士の独占業務でできる差別化
FPは知名度が上がってきており、なかでも1級を持っているとレアキャラ扱いされます。
しかしFP単体では稼げないのが現状です。
そこで社労士の独占業務をきっかけにして企業に自分を売り込むことが可能になります。
企業のカネとヒトの問題を未然に防ぐFP社労士として差別化でき、「三方良し」で仕事できるのがFPと社労士のダブルライセンスのメリットです。
武器③FPと社労士の広がりやすい人脈
ともに業務範囲が広く専門が一人ひとり違うFPと社労士は、ライバルというよりお互いに助け合う仲間意識が強い傾向にあります。
またFPも社労士も他士業や士業でない人とも交友関係があり、同業・異業種を問わず人脈が広がりやすいのが特徴です。
この人脈こそがFPと社労士のダブルライセンスのメリットです。
この記事を読んだあなたはFPと社労士のダブルライセンスを取得したくなったかもしれませんし、行政書士など他の資格を探した方が良いと考えたかもしれません(笑)
どのような決断になったとしても、この記事が参考になれば嬉しいです。
そしてこの記事を読んでFPと社労士のダブルライセンスで得られる「知識」「差別化」「人脈」3つの武器で独立開業し、活躍しようとする仲間が1人でも増えたらさらに嬉しいです。
あなたもFP1級と社労士のダブルライセンスで独立開業を目指してみませんか?
いつかぜひ私と飲みながら志を語り合いましょう!(笑)
以上、今回もありがとうございました~!!